企画:中学校でのTRPG企画(1回目)
日時:2015年8月17日~18日
場所:中学校図書館
内容:TRPGを通じた読書推進
リンク先の資料も多く、かなり長文になります。
中学校図書室で「読書推進のためのTRPG体験会」 - Togetter
続・中学校図書室で「読書推進のためのTRPG体験会」 - Togetter
元々は学校図書館の方と雑談をしているうちに盛り上がり、開催させて貰えることになりました。
外部での企画は全てですが、私がいくら頑張っても不可能な部分がありますので、許可申請や上に話を通したりなど、その図書館の方の頑張りに支えられています。
遊んだ後にブックトークをしたり、キャラクター作るときに図書館の本を参考にしたりなど、本と繋げる事も良い感じで出来ました。
ビジュル的に子ども達の興味を引きたかったので、展示を色々と工夫しました。
展示の工夫は結構極まってきており、最新の図書館TRPG企画ではミニプロジェクターを使用して、魔法陣を出したりしています。多分やりすぎです。
色々な目的があっておこないましたが、当初の目的以外でも色々と良い影響があり、開催してよかったと思っています。
具体的な影響はこんな感じです。
・本や読書に親しみを持ってくれるようになった。
・学校図書館に来てくれるようになった。
・クラスでも部活でもない、ゆるい繋がりのコミュニティが出来た。
・ロールプレイから演技に興味を持ち、演劇部に入部。
・調べる癖がついた。
生徒、先生方に好評だったいうのもあり、その後も定期的に行っていますが、人数増加によるキャパ不足により、現在は地元の町立図書館と協力して行っています。
公共の図書館でおこなう事により、学校図書館と公共図書館の連携、幅広い年齢層との交流、公共図書館の資料の活用、日曜に開催できる、などの多くのメリットを受けています。
また、学校図書館での活動は図書館の専門誌『みんなの図書館』2016年5月号に寄稿しています。
「学校図書館ニュース」にも載せていただきました。
最大のデメリットとしては、全体の運用をする、司書でゲーマーというレアな人材が最低1人は必要なことです。
また、丁寧な運用の為にサポートも多く必要になります。
私は「学校(職場)と家庭以外に、もうひとつ居場所があると人生は素敵になる」という思いのもと、個人でのゲーム会や図書館での企画をおこなっています。
もちろん、人と知り合うことで嫌な思いをする事もありますが、それでもなお、人との繋がりを作って欲しいと考えています。
「人を傷付けるのも人だが、人を救うのもまた人である」という思いのもとに活動しています。
ボードゲーム企画と違って、図書館でのTRPG企画はハードルが高い部分もありますが、その分ボードゲームよりも本には繋げやすいと思いますので、興味のある方はチャレンジしてもらえると嬉しいです。
連絡もらえたらサポートします!
格闘系司書