「図書館×ゲーム」活動報告日誌

九州の図書館で、アナログ・デジタルゲームを中心とした様々な企画を行っている格闘系司書の活動を紹介しているブログです。

講師依頼の料金について

※ブログトップに固定している記事なので、最新の記事はひとつ下からになります。

 

「図書館でのゲーム企画」や「研修講師」を依頼する際の料金をプラン毎に記載しています。

 

私は熊本 在住ですが、全国どこにでも伺います。

 

※期間限定(2020年2月〜7月)で、関東で行う図書館でのゲーム企画は、交通費と宿泊費だけて伺います(謝金はいりません)

 

何らかのタイミングで関東に私が行ってる時でしたら、宿泊費だけで大丈夫です。

 

複数の図書館さんで折半して、土曜はA図書館、日曜はB図書館での開催とかもありです。

 

お気軽にご相談くださいー。

(^ω^)

 

 

 

【Aプラン】

料金:10,000円(税込)

熊本市を起点とする交通費と宿泊費が必要な場合は別途追加費用)

拘束時間:2時間程度

内容

・図書館でのゲーム企画についての講習。

・5〜6名対象の簡単な図書館(学校図書館)でのゲーム体験、等。

 

【Bプラン】

料金:30,000円(税込)

熊本市を起点とする交通費と宿泊費が必要な場合は別途追加費用)

拘束時間:7時間程度

内容

・図書館でのゲーム企画についての講習と実際のゲーム体験。

・図書館でのゲーム企画についての講習と、スタッフ向け図書館ゲーム企画運用の技術者講習。

・小学生向け(初心者向け)プログラミング講座。オリジナルのゲームを作ります。(パソコンはご用意ください)

・図書館(学校)でのゲーム体験会(関連本の紹介展示、ブックトーク

・最新デジタル技術体験企画(関連情報の紹介展示、ブックトーク)等。

 

【Cプラン】

料金:100,000円(税込)

熊本市を起点とする交通費と宿泊費が必要な場合は別途追加費用)

拘束時間:2日間

内容

・上記、A・Bプランのいくつかを自由に組み合わせ出来ます。

例:初日にスタッフ向け研修をおこない、2日目に利用者が参加できる図書館ゲーム企画の実施。

 

依頼できる企画の内容については、拙著『図書館とゲーム』(書籍詳細(JLA出版物))や、当ブログをお読み頂けるとイメージが掴めるかと思います。

 

依頼や内容についての詳しいお問い合わせは、こちらのメールアドレス等までお気軽にご連絡ください。

役所の支払い(見積もり請求書後払い)等にも対応できますので、お気軽にご相談ください。

 

【メールアドレス】

henauru3@hotmail.com

 

ツイッターDM】

@librarian3

 

 

【依頼してくださった方の声】

〈福岡の公共図書館 様〉

『当館でヤングアダルト向けの企画で親子で楽しめるということと、本との親和性が高いということでゲームをやりたくてご相談しました。
ただゲームをやるのではなく、公共図書館として何らかの学びの形が子供たちに自然なかたちで提案できるものを希望していました。
知識もない私たちスタッフに丁寧に教えてくださり、様々な提案もしてくれました。
期待以上の成果を出してくれたと実感しています。またお願いしたいです。』

 

 

〈熊本の公共図書館 様〉

『同県でボードゲームのイベントをされていた図書館さんよりご紹介いただき、当館も子ども読書まつりのメインイベントとして依頼させていただきました。
イベント前の打ち合わせはもちろんですが、当日までしっかりとサポートしてくださり、初めてでも安心して進めることができました。
また、図書館ということもあり、今後自分たちで継続してやっていけるようなアドバイスなどもしてくださいました。
そして何よりイベントに参加された方から『毎日でもやりたい!』『年代を超えて楽しめました!』など嬉しい感想をたくさんいただきました。
今年も是非開催したいと考えています!

 

 

〈熊本の公共図書館 様〉

読書会につなげたいとの思いで、文学系ボードゲームイベントを依頼しました。
「横暴編集長」でメンバーの親和度を深め、メインの「Bring your own book]へスムーズに移行。最後に「たほいや」よいう流れでした。
 大人が楽しめる本を題材にしたイベントで、かなり盛り上がりました。
司会進行の技術を習得し、自館イベントととして展開していけるようなアドバイスも頂き感謝しております。
 ボードゲームを媒体として、読書の楽しさが実感できるイベントは図書館にピッタリです。今後ともよろしくお願い致します。

 

 

 

 

【過去の活動実績】

2013年

・『お父さん、お母さんたちのテレビゲーム。ぼく、わたしたちのテレビゲーム。』

(森都心プラザ図書館)

 

2014年

・『アイロンビーズを作ろう』

・『親子で学ぶ、ゲームとの付き合い方』

・『楽しいプログラミングで、ゲームを作ってみよう!』

・『昔遊びを調べよう!〜TVゲーム編〜』

熊本県内の公共図書館

 

・『図書館×テレビゲーム~みんなで遊ぼう~』

(森都心プラザ図書館)

 

 

2015年

・『むかし遊びを楽しもう!』

・『デジタル技術で遊んじゃうおう』

・『同田貫正国を通じて知る、日本刀の魅力』

・『第2回、楽しいプログラミングでゲームを作ってみよう!』

・『熊本ゆかりの刀 同田貫蛍丸

・『初心者向け日本酒講座  造り酒屋の人に聞く日本酒の魅力』

・『ブックイベント 田中芳樹さんを語ろう!』

熊本県内の公共図書館

 

・『中学校図書館でのTRPG企画』

熊本県内の中学校図書館

 

・『宮崎 えびの市民図書館でのゲーム企画』

『宮崎県えびの市民図書館』

 

・『図書館でゲームをしよう』

(森都心プラザ図書館)

 

2016年

・『むかしあそび&ボードゲームを楽しもう』

・『第2回、デジタル技術で遊んじゃおう!』

・『ぬいぐるみのお泊まり会』

・『親子で学ぶ「ポケモンGO」の遊び方」

熊本県内の公共図書館

 

・『TRPGを通じた読書推進企画』の講演

群馬県公共図書館

 

・『第2回 中学校図書館でのTRPG企画』

・『第3回 中学校図書館でのTRPG企画』

・『中学図書館でのGM講座(TRPG企画)』

熊本県内の中学校図書館

 

2017年

・『福智町図書館(ふくちのち)でのゲーム企画』

・『第2回 福智町図書館(ふくちのち)でのゲーム企画』

福智町図書館)

・『図書館総合展ゲーム部のブースに参加』

パシフィコ横浜

 

2018年

・『福岡県の市立図書館でのボードゲーム企画』

(福岡県内の市立図書館)

 

・『博多工業高校でのTRPG企画』

・『ボードゲームを使ったコミュニケーション研修』

(博多工業高校図書館)

 

・『おおづ図書館でのボードゲーム企画』

・『第2回 おおづ図書館でのボードゲーム企画』

・『プラモデルを作ろう!』

・『第3回 おおづ図書館でのボードゲーム企画』

・『第4回 おおづ図書館でのボードゲーム企画』

(熊本おおづ図書館)

 

・『第3回 福智町図書館(ふくちのち)でのゲーム企画』

福智町図書館)

 

・『小学校学童でのボードゲーム企画』

熊本県内の小学校)

 

・『福岡の学校図書館関係者へのボードゲーム講習』

(コミュニティスポットわくわく)

 

・『福岡県 小郡市立図書館でのTRPG企画』

小郡市立図書館)

 

・『神奈川県 図書館問題研究会でのゲーム研修』

(かながわ県民センター)

 

・『図書館総合展ゲーム部のブースに参加』

パシフィコ横浜

 

・『京都 北嵯峨高校でのゲーム体験企画』

北嵯峨高校図書館)

 

・『中学校図書館での「たほいや」』

熊本県内の中学校図書館

 

・『中学校図書館での司書関係者への講習』

(九州の中学校図書館

 

・『高校図書館での「たほいや」』

・『高校図書館でのVR体験会』

(福岡 高校図書館)

 

 

2019年

・『TBSラジオ「アフターシックスジャンクション」への出演』

https://www.tbsradio.jp/333420

 

・『「巡礼ビジネス」の著者である岡本先生との対談(福岡)』

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・『ボードゲームを使用した大人向け読書会』

https://henauru.hatenablog.com/entry/2019/01/27/184519

 

・『学校図書館関係者へのビブリオバトル研修講師』

https://henauru.hatenablog.com/entry/2019/02/13/223338

 

・『学童保育におけるボードゲーム活躍の研修講師』

https://henauru.hatenablog.com/entry/2019/02/22/001546

 

・『ビブリオバトル中学生大会の司会』

https://henauru.hatenablog.com/entry/2019/03/04/185510

 

・『図書館ボランティア活動グループ内の交流会』

https://henauru.hatenablog.com/entry/2019/03/24/201645

 

・『中学生向けTRPG体験会』

https://henauru.hatenablog.com/entry/2019/03/26/230719

 

・『「図書館問題研究会」での図書館たほいやに関する事例発表』

https://henauru.hatenablog.com/entry/2019/02/27/180955

 

 

 

【色々な活動】

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ゲーム絵本『ドラゴンを探しに』を使った、小学校でのオンライン授業事例紹介

コロナの影響でオンライン授業が続くなか、小学校の先生が『ドラゴンを探しに』を使ったオンライン授業をされました。

 

ゲーム絵本『ドラゴンを探しに』(フランス製)という絵本は、いわゆるゲームブック形式で進む絵本です。

 

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通常のゲームブックは選択肢によって進むページが違うのですが(Aを選んだら16pへ、Bを選んだら24pへ、みたいな感じ)この絵本が面白いのは、ページが3分割しており、選んだページのみめくる形になっています。

 

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他にも、キャラクターが3人から選べたり、手持ちのアイテムがあったりと、なかなか凝った作りになっています(この辺は、今までのゲームブックでもありましたが)

 

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実際の授業は、以下のような運用でされたそうです。

 

・使用機器:zoom 

・対象       :小学四年生

・人数       :未確認ですが15人程度?(複数回に分けておこなったとの事)

・始まる前に、選択肢を多数決で決める事を伝えておく。

・投票はzoomの投票機能を使っておこなった。

 

実際にやった結果、かなり子供たちは喜んでくれたそうです。

また、子供たちの好奇心を刺激できたようで「あっちを選んだらどうなったのだろ?」「他のキャラならどうなったのかな?」など、別の選択肢を選んだ場合が気になり、もう一回やりたい子も多かったとのこと。

後日、直接本を借りにきた子もいたそうです。

 

困った事は一切無かったそうです。

投票で自分の思う通りじゃないから嫌とか、文句なども全然無かったと言われてました。

何度も出来るのがわかっているので、その辺りは気にならないようです。

 

グループ毎に「前後の流れをよんで考えるチーム」「とりあえず面白そうな選択をするチーム」「リーダーみたいに引っ張る子が出てくる」「みんなで話し合う」など、子供たちの色々な個性が出て面白かったそうです。

後日「お父さんに買って貰った!」という子もいたとの事。

 

なお、現在アマゾンでは転売値段(4000円)となっていますので、定価(2400円+税)以上での購入はされないようにお願いします。

 

正規代理店で2020年7月20日頃に再販予定みたいですので、そちらをお待ちください。

 

なんか宣伝みたいになっちゃいますけど、転売値段で買われるのは嫌なので、すごろくやさん(正規代理店)のサイトを貼っておきます。

 

動画での丁寧な紹介などもあって、わかりやすいです。

 

https://sgrk.blog.fc2.com/blog-entry-4354.html

 

公共図書館でのリアルお話会でやって欲しいですね!(´∀`)

(学校と違って、図書館はオンラインでの配信が権利的に難しいので)

 

ゲーム司書が勢いで調べたFGO新聞広告の入手方法

2020年5月4日(月)、FGO5周年記念で各新聞に2面の見開き広告が掲載されました。

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https://dengekionline.com/articles/35326/

 

読売新聞朝刊(マシュ・キリエライト)
東京都……東京新聞
茨城県……茨城新聞
栃木県……下野新聞
群馬県……上毛新聞
埼玉県……埼玉新聞
千葉県……千葉日報
神奈川県……神奈川新聞
山梨県……山梨日日新聞
静岡県……静岡新聞
長野県……信濃毎日新聞

 

個人的な趣味&図書館でたまにFGO展示企画をするので、そのときに使いたいと思い、購入できないか調べました。

 

また、購入が難しい分に関しては図書館での閲覧とコピー方法についても書いています。

※現物が入手できたら画像貼りますー。

※マッハで調べたので、漏れや間違いがありましたらツイッターの方にご指摘いただけますとありがたいです。

@librarian03)

 

【新聞の購入方方法】

読売新聞朝刊(マシュ・キリエライト)

https://yomiuri-plus.com/hensyu/plaza_paper.html

電話申し込みか、地元の販売店で購入。

 

東京新聞(アルトリア)

https://www.tokyo-np.co.jp/koudoku/backnumber.html

郵便振込みで対応してくれるようです。

在庫がなくなる可能性があるので、早目がいいかもです。

 

茨城県……茨城新聞(加藤段蔵)

https://np.ibarakinews.jp/

電話で連絡後、郵送で対応してもらえるようです。

また、有料ですがデーターベースもありました。広告まで載っているかは不明ですが。

 

栃木県……下野新聞三蔵法師

https://www.shimotsuke.co.jp/list/koudoku

電話対応のようですが、休日で未確認(5/4現在)

 ※祝日はお休みで電話が繋がらなかったので、後日確認して修正します。

 

群馬県……上毛新聞(ベディヴィエール)

https://www.jomo-news.co.jp/company/subscribe

サイト下の方で郵送先などを確認して、料金分の切手を送る。

 

埼玉県……埼玉新聞(エレシュキガル)

https://www.saitama-np.co.jp/koudoku/

サイト下の方で郵送先などを確認して、料金分の切手を送る。

 

千葉県……千葉日報(ゲオルギオス)

https://www.chibanippo.co.jp/company/inquiry

こちらのバックナンバーの問い合わせ先に電話すると、代金と購入方法を教えてくれます。

電話したら、何も言ってないのに「5/4の新聞希望とメモを入れてください」と言われてワラタw

 

神奈川県……神奈川新聞(ダ・ヴィンチちゃん)

https://www.kanaloco.jp/company/contact/faq.html

電話にて在庫確認後(必須)、郵送で対応のようです(未確認)

また、県東版と県西版がありますので、確認が必要です(こちらも未確認)

※祝日はお休みで電話が繋がらなかったので、後日確認して修正します。

 

山梨県……山梨日日新聞バニヤン

https://www.sannichi.co.jp/HANBAI/index_backnumber.php

専用フォームからメールで申し込み後、切手か振込みで支払い。

送料込みで1部210円。

 

静岡県……静岡新聞葛飾北斎

https://www.at-s.com/apps/shop/backno_daily

web販売ですが、すでに販売終了。無念。

 

長野県……信濃毎日新聞(キングプロテア)

https://info.shinmai.co.jp/help/index.htm

電話で問い合わせ後、郵送してくれます。

めちゃくちゃ丁寧に対応していただきました。

 

 また、ほとんどの新聞は地元に販売店があるので、そちらで購入できるようです。

(事前に連絡して在庫確認をしてからがいいと思います)

 

 

 

【(コロナが落ち着いてからの)図書館での閲覧方法】

 

・地元の図書館に置いてある地方紙を調べて見に行く。

バックナンバーにも対応していますが、一定期間で廃棄するところが多いので事前に確認するのをおすすめします。

都内ですと、東京都立図書館が良さそうです。

国会図書館のサイトでは所蔵館も調べられます。

こちらの、ふんすいさんの一連のツイートを参考にされてください。

<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">データベースは「記事」のみだったりしますからねえ(TV欄や広告がひっかかってこない)<br><br>国会図書館は現状遠隔も中止、都立はいちおう可能で、地方紙もあるはずです<a href="https://t.co/s2R7lOG0Bz">https://t.co/s2R7lOG0Bz
東京には各地から上京してくる人がいるからと聞いた記憶が(笑</p>&mdash; ふんすい (@fun_sui) <a href="https://twitter.com/fun_sui/status/1257102914532683776?ref_src=twsrc%5Etfw">May 4, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>

 

こういった企画をきっかけに、若い方に図書館の活用法を知って貰えると嬉しいです。

今回の広告は、地元の有名スポット+キャラクターという配置になっているようですので、図書館としても郷土資料を使った展示などが出来るのではないでしょうか。

今はコロナ渦の真っ只中ですが、落ち着いたらそういった企画展示が出てくると嬉しいです。

 

 

 

 

 

北欧図書館におけるゲームの活用について

以前、ゲスト講師をした大学で、教育関係にとても熱心な学生さんがいらっしゃいまして、その学生さんが北欧に短期留学をして図書館も回ると聞いたので【北欧での図書館におけるゲーム活用についての質問】を色々お願いしました。

 

面白くて興味深い話が沢山聞けたので、知見を共有する為に書いていきます。

 

【注意点】

・私(格闘系司書)がフワッと質問してしまってる部分がありますので、深く聞けていないときがあります。

・学生さんは、図書館やゲームの専門家ではありません。

・学生さんは優秀ですが、言葉の壁で向こうのスタッフに上手く伝わっていない可能性があります。

・私の(格闘系司書)の個人的な意見や、おそらく勘違いもあります。

(間違いに関しては連絡もらえましたら、ログを残したまま修正します)

・その他、引用した参考資料として『フィンランド公共図書館 躍進の秘密』(本)や、ツイッターで見つけた情報などもあります。

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中心的に聞いてもらったのは、国際図書館連盟が決める「Public Library of the year」に選ばれた、フィンランドにあるヘルシンキ・セントラル・ライブラリー・オーディ」図書館、通称「Oodi(オーディ)」です。

(世界一すげぇ図書館!って事だそうです)

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「Oodi(オーディー)」や、その他の北欧図書館でゲーム(アナログ&デジタル)が、どのように活用されているのか、また、どういった考えで置いているのか?などを個人的な意見もいれつつ紹介していきます。

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パンフレットも貰いました、嬉しい!

パンフにもVRやボードゲームが載っており、力を入れているというか、本と同じように普通に扱ってるという感じがします。

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(アプリで翻訳してます)

 

①【質問】

TRPG(テーブル・トークロールプレイング・ゲーム)は、置いてあるか?

また、図書館で企画などを行っているか?

 【答え】

私(格闘系)が、丁寧に説明していなかったので、TRPGその物が学生さんと向こうのスタッフに上手く伝わっておらず不明。

 

 【格闘系:所感】

しょっぱなから私がやらかしましたが、以前、ツイッターなどでTRPGのルールブックが置いてあるのを画像で確認しているので、置いてあるのは間違いないと思います。

アメリカの図書館では、地域交流や若者向けの企画、障害を持つ人たち向けの交流として行われていますので、北欧の図書館でも行われてるのか、気になりますね。

 

 

②【質問】

アナログ、デジタル問わず、ゲームの貸出はしているか?

 【答え】

どちらもしている。

貸出期間はCDなどと同じ。

パーツの紛失や破損はペナルティあり、ペナルティは弁償や貸出制限など臨機応変に。

 

【格闘系:所感】

ペナルティを臨機応変にするのは、すげぇわかります。日本も本の破損は状況で判断するので。

以前、関係者に聞いた話では、アメリカの図書館ではボードゲームデジタルゲームの紛失が多いとの事。

 フィンランドはどうなのかなと思ってたら『フィンランド公共図書館 躍進の秘密』のp218に「フィンランドは正直な人が多く~~、でも、そこには例外が存在した。(デジタル)ゲームのソフトウェアは盗難が頻発した事もあり、直接手渡す方式に変わっている』との記述あり。

 

なお、日本では現在1館(熊本おおづ図書館)がボードゲームの館外貸出をしていますが、そういった事で困った事はないそうです(破損はたまにあるそうですが)

また、私や他の方が図書館でおこなってるボードゲーム企画でも、殆ど聞いた事がありません。

 

 

③【質問】

全体からみたゲーム予算の比率は?

 【答え】

特にゲームを特別扱いしてないので、わからない。

 

【格闘系:所感】

聞いた感じだと、日本と違って資料の種類を特に気にして無いというか「本もゲームもCDも同じ図書館の資料で違いはないでしょ?」という感覚を強く感じます。

この感覚の違いは、色々な質問で感じました。

 

 

④【質問】

ゲームと本を繋ぐ特別な企画などをしているか?

 【答え】

本とゲームだけでなく色々やっている。

 

【格闘系:所感】

本とゲームに限らず、全ての資料(文化)を並列に考えており、その全ての資料(文化)が相互に繋がるような企画を積極的にしているようです。

ここでも、特にゲームが特別扱いさていないのを感じます。

なお、企画はインスタなどSNSも使って告知しているとのこと。

 

 

 

⑤【質問】

VRやボードゲームなどは、利用者が勝手に遊ぶのか?

説明用の専用のスタッフがいるか?

【答え】

専用のスタッフが5=7人いる(主にVRの接続がメイン)

ボードゲームは各家庭に浸透しており、とくに説明の必要がないので、専用スタッフはデジタルゲームがメイン。

 

【格闘系:所感】

やっぱ専門家がいるというか、細分化はされるなぁと感じました。

イカースペースなどもあるので、図書館の司書がデジタルゲームボードゲーム、VR機器、3Dプリンタ、ミシン、レーザーカッター、音楽スタジオ、最新のPCに詳しくて、その使い方を教えたり、企画を考えたりするなど、全てを出来るようになるのは不可能ですもんね。

(日本だと「公務員は全てを平均以上に出来るようにならないといけない」と言われるので厳しそうですが)

フィンランド公共図書館 躍進の秘密』によると、別の図書館の話で「新しいメディアやITスキルに関して職員にばらつきがある」事や(p206-p207)、「図書館業務に関わらない専用スタッフが増えている」(p119)という記述もあり。

 

 

⑥【質問】

ゲームの収集は博物館とバッティングしないのか?

【答え】

感覚的に博物館ではなく、図書館にあるのが自然という感じ。

学校にもボードゲームはあり、学びと繋がりがあるからでは(学生さんの感想)

 

【格闘系:所感】

日本でも同じような疑問をよく聞かれます。

私の答えとしては「ゲームは遊ぶ事で完結する文化なので、より活用できる図書館が収集・保存しましょう」です。

学生さんの話を聞いていて思うのが、向こうでは「ゲームが文化として浸透している」のを感じます。

家庭、学校、図書館などに自然に置いてあるので、こちらの疑問がそもそも理解されてない気がします。

 

⑦【質問】

なぜ図書館でゲームを扱うのか?

【答え】

市民が望んでいるから。ニーズがあるから。

ゲームも教材、当たり前の感覚。

遊びから学びへ自然と繋がる。

 

【格闘系:所感】

多くの質問の答えで、この「市民が望んでいるから」というのをよく聞きました。

「誰のための、何のための」図書館かというのが、市民にも浸透しているようです。

「市民が望んでいるからやる」というのが通るのは強いですね、もっとも図書館が市民生活に浸透しているからだと思いますが。

あくまで話を聞いた感覚ですが、活用がメインで収集や保存にはそこまで力を入れてないように感じました。

 

フィンランド公共図書館 躍進の秘密』では、以下の理由が書かれていました。

デジタルゲームの話しになりますが。

デジタルゲームは、図書や視聴覚資料と同様、図書館のサービス対象である。

・高額なデジタルゲームを購入することができない、経済的に余裕が無い子達が図書館で楽しめるように。

(p198)

 

 

⑧【質問】

ゲームを選ぶ基準は?

【答え】

市民に聞く、オーディーの前提が「市民のための、市民が作る図書館」なので。

市民側の意識も強い。

禁止ゲームは年齢制限があるやつのみ。

 

【格闘系:所感】

ここでも「市民が望んでいるから」は強いですね。

ちなみに年齢制限があるゲームですが、館内で遊ぶ時はどうするのかな?と思って聞いたら、ゲームはガラス張りの個室で遊べるようになっており、スイッチひとつで全面が曇りガラスになるそうです。

そういったゲームを遊ぶ時は、曇りガラス状態にするそうです。

 

全然関係ないのですが、将来的に日本の図書館でもデジタルゲームが活用され始めたときに、年齢制限のあるゲームをどう扱うのか議論が必要になってくると思いますので、その議論は面白そうだなぁと想像しています(笑)

 

 

【その他のネタ】

・公共貸与権制度はゲームにも適用されるのか?

フィンランド公共図書館 躍進の秘密』(p140)によると、図書館で貸出された本に対して、保証金が支払われているそうです(自国の言語の著作物だけ)

CDなども対象だそうですが、ボードゲームデジタルゲームも対象なんでしょうか、気になりますね。

 

デジタルゲームに対しては、図書館ごとにスタンスが違うが、ボードゲームは置いてある。

フィンランド公共図書館 躍進の秘密』の目次を読むと、「コンピューターゲームは置きません」(p182)と、「コンピューターゲームは図書館でと楽しもう!」(p197)という2つの図書館が紹介されています。

ですが、ボードゲームは置いてあるそうなので、やはり当たり前の文化として浸透しているのが面白いですね。

 

・オーディーでは、VRなど最新のゲームだけでなく、スーファミなど昔のゲームも楽しめる。

わざわざパンフに「レトロゲーム」と書いてあります。

 

 

また、ツイッタースーファミを遊ぶ動画を見つけました。

 

 https://twitter.com/librarian03/status/1221025151950544897?s=20

 

どうも実機ではなく、エミュレーターっぽいんですよね。

権利的に大丈夫なのか、この機械は何なんだ?など、色々と知りたいです(笑)

怪しい機械な気もしますが、もしかしたら昔の日本の旅館などにあったファミコンの機械と同じように、ちゃんと任天堂が作ったやつかもですね。

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というのも、北欧には任天堂唯一の海外支店(任天堂が直接経営していない)があるそうで、その成り立ちも含めて面白いので、特別にこういう機械があっても不思議じゃないなと感じています。

 

https://famicoms.net/blog-entry-3375.html

 

他にも、3Dプリンタやワーキングスペースの事なども色々聞きましたが、長くなるので今回は私の専門であるゲームだけにしました。

お話をしてくれた学生さんに感謝です!長時間ありがとうございました。

また、色々な繋がりでこういったお話が聞けたのも面白いなぁと思っています。

 

 【まとめ】

興味のある部分や、面白い部分を抜きだして書いていますが、聞いているとデメリットもありますし、当然ですが「すべてが素晴らしいので、真似すれば良い」ものではないように感じました。

市民の図書館やゲームに関する感覚も違いますしね。

まずは、うまく日本式に取り入れられそうな部分から真似してやっていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

中日新聞に、図書館でのボードゲームが取り上げれました

中日新聞さんのサイトに、図書館でのボードゲーム活動が動画で紹介されました。

 

https://www.chunichi.co.jp/article/movie/list7/CK2020022202100010.html

 

鈴鹿市立図書館さんでの事例や、学校図書館問題研究会での勉強会など、現在の公共図書館学校図書館でのボードゲーム活用について、わかりやすい動画となっています。

 

拙著『図書館とゲーム』もチラッと出てきて嬉しいです(笑)

 

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新聞には、こっそり私のインタビューも載ってますー。

 

日向先生や生田先生によるお話も動画で見る事が出来るので、大変ためになります〜。

内容はホント激しく同意ですね!

(´∀`)

 

 

学図研(学校図書館問題研究会)ニュースに寄稿しました。

学校図書館でもゲームが活用されており、嬉しい限りです。

 

ボードゲームですと、京都の久美浜高校さんが有名ですね。

https://www.kyoto-be.ne.jp/kumihama-hs/cms/index.php?key=jo7ap667t-193

 

デジタルゲームを活用しているのは、埼玉県飯能高校さんがあります。

昼休みに「ぷよぷよ」とか「龍が如く」を遊べるのは最高ですね!

 

https://withnews.jp/article/f0200206001qq000000000000000W07n10101qq000020491A

 

学図研ニュースに寄稿した内容ですが、ボードゲームとTRPGについては別の方が素晴らしい文章を書いてくださったので、私はデジタルゲームについて書かせていただきました。

 

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「FGO」「ALTER EGO」「フォートナイト」「ペルソナシリーズ」などを通じた読書推進について書いています。

 

他の方が書かれた内容で、凄く「わかる~」となったのが、「学校図書館でのTRPGやボードゲーム企画は、参加する人たちが固定されてしまい、身内だけで楽しくやるようなイベントになってしまう」という部分です。

固定メンツそのもののは悪い事ではないと思っていますが、色々な方に体験してもらうのも大事なので、バランスが難しいところですね。

特に学校図書館は、この辺はホント難しそうだなと感じています。

 

冊子がどこで読めるのかちょっとわかりませんが、機会がありましたら是非読んでみてください。

 

福岡の高校での、TRPG &ボードゲーム&ビブリオバトル研修合宿の講師をしてきました(2回目)

タイトルから情報量が多いですね(笑)

 

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高校の図書委員が泊まりの合宿をおこなうので、それに合わせて呼んで頂きました。

(^ω^)

 

まず最初に私がビブリオバトルの実演をしたあとに、生徒さんたちグループに分かれて貰い、ミニビブリオバトルをして貰いました。

 

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実演は、図書委員長や卒業生の子にも手伝って貰えて、なごやかな雰囲気のなかスムーズに進みました。

 

ビブリオバトルは、のんびりした雰囲気で楽しくやる。というのがとても大事だと考えていますので、楽しく参加してくれのが良かったです。

(´∀`)

 

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私が見たグループでは

『カゲロウデイズ』

ひぐらしの鳴く頃に』

『クリスマスカロル』

という3冊でしたが、ジャンルがバラバラのこの3冊が揃うというのが、ビブリオバトルらしくて面白かったです。

 

ひぐらしの鳴く頃に』が勝ち抜けて、そのまま各グループの代表戦にも勝ち抜き、勢いでチャンプ本になりました(笑)

 

 

次はボードゲーム研修で、みなさんに色々なゲームを遊んで貰いつつ、ゲームを円滑に進めるコツなどをお話ししました。

 

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図書委員もいくつかボードゲームを所持しており、ブラックなパン屋のゲームを遊ばせて貰いましたが、良い意味でひどいゲームで、めちゃくちゃ面白かったです(笑)

 

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遊びながらも『これはプレイヤーを直接攻撃するカードが多いので、信頼関係のある友人達と遊ぶと楽しいけど、知らない人達で遊ぶのはちょっと難しいかもね』と、細かいポイントを伝えたりしました。

 

 

最後はTRPGその物の説明と、GM(ゲームを管理するゲームマスター)をやりたい子たちに、GM講座をしました。

 

『みんなが楽しんだら成功』『ルールを丸暗記する必要はないけど、ルールブックの目次を引けるようにしておきましょう』など、ホント基本的な部分だけでしたが、お伝え出来て良かったです。

 

GM志望の子の中には、地元のコンベンションに参加してる子もいて、色々な方の情熱でTRPGという文化が継続しているんだな、というのを感じました。

 

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私は早々に寝ましたが。

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みんなは何かしら大乱闘的な遊びをしていたようです(笑)

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今回が2回目となる、図書委員の泊まり合宿でしたが、来年も続けてくれると嬉しいですね。

 

情熱ある先生や生徒さんが多くて、ホント素晴らしいと思いました。

 

 

 

 

 

福岡の大学にゲスト講師として行ってきました

大変ありがたい事に、以前ゲスト講師として伺った大学から、再度お声が掛かったので行ってきました!

(^ω^)

 

今回は『図書館メディア論』の授業だったので、図書館が今まで扱ってきた様々なメディア(石版から始まり、レコードやビデオなど)を紹介した後で、具体的な活用事例や世の中の流れをみつつメディアの乗り換えをするお話(ビデオ→DVD)をしました。

 

レコードとかは難しくて、もう聞かれなくなったかな?と思わせておいてリバイバルブームがきて文化として定着した事などを、データを元に説明しました。

 

私は体験や実物を重視するので、私物や今回の為に購入したいくつかのメディアを持ち込みました。

レコード、CD、DVD、ブルーレイ、LDなど。

 

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レコードはちゃんと聴けるように再生機も持っていきました。

 

そして、これからのメディアという事で、電子書籍の事についてもお話しました。

 

ニューヨーク公共図書館では、インスタを使った読書推進を行なっており、『不思議の国のアリス』などを読むことができます。

 

https://markezine.jp/article/detail/28935

 

これも電子書籍の一種ですね。

 

バランスとタイミングを見ながら、新しい技術を積極的に取り入れることも、図書館では必要です。と伝えました。

 

そして後半は、お得意のゲーム体験をしてもらいました。

(´∀`)

 

VR、ボードゲームにリングフィットまで。

 

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もちろん授業なので、ただ遊ぶだけではありません。

色々なゲーム体験の後に、グループディスカッションをしてもらい「この体験を、図書館での読書推進や、公共での福祉活動など、遊びでも構いませんので、何かに活用するアイデアを出してください」とお願いしました。

 

これは、Aのコミュニティでやっている事や技術を、Bのコミュニティに持って行ったら、全く別の視点から活用できた!

という「技術の水平思考」を学生さんに考えて貰って、感じて欲しかったからです。

 

発表では、ボードゲームを活用した学校でのコミュニケーション研修や、VRを使ってシリアスな犯罪被害を体験し、実際にその被害を受けた時に、少しでも落ち着いて行動出来るようにする。など様々な意見が出て素晴らしかったです(もちろん、犯罪被害のVR体験については、かなり慎重に運用する必要がある。というのもキチンと考えていてくれました)

 

ちなみに、戦争体験のVRプログラムがあるのですが、赤十字が開発したプログラムは、リアルすぎて最後まで出来ない人もいるそうです。

 

https://jp.mobile.reuters.com/video/watch/idRCV0069DA

 

学生さんの様々は発表はどれも素晴らしく、私も大変勉強になりました。

 

少し面白かったのは、ボードゲームやVRの様々な活用アイデアが出た時に、私が発表に対してキチンと「それは実際にこういう事例がありますね」と、実際の事例を元に更にそのアイデアについて話せたのは、我ながらちゃんと経験積んでるな。と思いました(笑)

 

また大学でのお話があるかわかりませんが、いつ来てもいいように、ネタを貯めておかねばです。