「図書館×ゲーム」活動報告日誌

全国の図書館で、アナログ・デジタルゲームを中心とした様々な企画を行っている格闘系司書の活動を紹介しているブログです。

高校図書館のお別れ会に行ってきました。

凄くお世話になってる高校図書館の、図書委員の子たちが卒業するという事で、お別れ会に呼んで頂きました。

 

呼んでくれたのも嬉しいし、みんながしっかり挨拶して卒業していくのを見て、すげぇグッときました。

(´;ω;`)泣きそう。

 

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次の図書委員の子も凄く頑張ってたし、ちゃんと繋がって続いていくのが素晴らしいですね。

 

先輩方へのお手紙が、高校図書館を使ったリアル探索ゲームになってるのは、流石だと思いましたw

 

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私も、しっかりゲームおじさんとしての役目を果たすべく、VRとかを楽しんで貰いました。

( ^ω^ )

 

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冷静にゾンビの頭を撃ち抜く女子校生w

 

色々な縁があり、高校で様々な企画をさせて貰えたのも嬉しかったですが、何より、若いみなさんと色々な楽しい経験が出来たのが、本当に嬉しかったです。

 

これも、情熱ある図書館司書の先生や、許可をくれる管理者の皆さんのおかげです。

 

また来年も色々やらせて貰えそうなので、皆さんと一緒に成長できるのを、楽しみにしています。

(^ω^)

 

 

 

 

大学でのボードゲーム交流会を行いました

大学図書館でボランティアをしてくれている学生さん向けに、ボードゲーム交流会を行いましました。

(´∀`)

 

https://puklibclub.blogspot.com/2019/03/36.html?m=1

 

皆さんとっても人達で、楽しい時間が過ごせました。

あと、FGOクトゥルフのガチ勢が結構いたのも良かったですw

 

TRPGクラスタもいたので、これから色々出来そうです。

 

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大学のボードゲームサークル(@tablegamepuk)さんにサポートして貰ったり、文芸部(@puk11bungei)さんと知り合いになれたりしたのも良かったですね。

 

やはり、1人では何も出来ないし、皆さんが参加してくれるのが、何よりですから。

( ^ω^ )

 

とにかく継続していくことが大事なので、これからも頑張ります〜。

 

 

 

「ビブリオバトル中学生大会」の司会をしました

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熊本おおづ図書館さんで「ビブリオバトル中学生大会」の司会をしてきましたー。
(´∀`)

発表者が2名だったので、ちょっと厳しいかも、と思ってましたが、終わってみたら見学者も含めて、はちゃめちゃ楽しんで頂き大成功でした!
(((o(*゚▽゚*)o)))

これは、普段から楽しいビブリオバトルを地元の学校で進めてくれている学校司書さんのおかげや、見学も含めて参加してくれた皆さんの暖かい雰囲気作りのおかげで間違いないと思います。

ビブリオバトルは楽しい反面、運用が難しく、特に最初の参加ハードルが高いので、そこを丁寧に進める必要があるのですが、学校司書さんが中学校図書館で【楽しいビブリオバトル】を開催してくれているので、スムーズにいきましてホントありがたいです。

 

今回参加してくれた子達も、その学校の子でした。

発表本は『人間失格』と『妖怪アパートの優雅な日常』の2冊。

 

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人間失格』の新しいデザインかっこいいですね!スタバで読みたいw

 

読んだキッカケを聞いたら「デスノートが好きなので、小畑さんが表紙を描いたやつが気になって」との事でした。

 

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本の表紙に関しては、色々な意見がありますが、私の経験上では本を手に取るきっかけになるので、色々な表紙があった方が良いと思います。

 


バトルの方は、2人とも中学生とは思えない素晴らしいトークで、みなさんグイグイ引き込まれていきました。

 

『妖怪〜』を紹介してくれた子も、自分の体験をベースにした紹介で、凄く良かったです。


ちょうど今、ゲーム『オルタエゴ』で『人間失格』が出てきて個人的にもタイムリーだったので、読み直したくなりました。

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チャンプ本は『妖怪〜』に決まり、ちょっと時間短いですが、ビブリオバトル終了ですかね、、、と、なったあたりで見学者の皆さんが体験したそうな雰囲気&もっと見てみたいという声が出たので、急遽その場で「第2回 おおづ図書館ビブリオバトル」を行う事にしました(笑)

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いやもう、この時点で大成功でしょう。
ヽ(^ω^)ノ

その後は再び中学生も交えての4人のビブリオバトルでしたが、チャンプ本は見学されてた大人の方が紹介した『カメレオンの呪文』になりました。


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最後は、どんな時でもゲームをねじ込む私らしく『横暴編集長』『ストーリーライン』『ブリングユアオウンブック』『図書館たほいや』などを紹介したり、遊んだり。

 

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中学生の子に「何か遊びたいやつある?」と聞いたら、以前学校で遊んだ経験のある「図書館たほいや」を選んでくれました。

 (´∀`)嬉しい〜。


結局いつも通り時間が足りなくなって最後はバタバタと終了(笑)

 

あちこちで色々させて頂けるのがホントありがたいです。

 

個人的な意見ですが、ビブリオバトルは【学校】とは相性が良いですが、【授業】とは相性が良くないかなと感じています。

 

授業ですると、どうしても全員強制参加になり【自発的な参加】というゲームの基本的な部分が難しくなるようです。

 

自分か行ってる学校で成功してる例も、全て学校図書館や学校でのレクレーションとして行われています(もちろん世の中には授業での成功例もあるかと思いますが)

 

この辺りのバランスを上手くとりつつ、皆んなが楽しめるように進めていけるよう頑張っていきますー。


これからも、周りの皆さんに感謝しつつ色々やっていきます。
(`・ω・´)

「図書館たほいや」の事例発表をしてきました

大分で開催された「図書館問題研究会第45回研究集会」で、「ゲーム「図書館たほいや」を使用した中学・高校図書館での読書推進企画」を発表してきました。

( ^ω^ )
※「図書館たほいや」とは辞典・辞書を使用したゲームです。

 

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会場が大きくて(宇佐市民図書館)ビビりました(笑)

他の発表者が凄い人達ばかりなので、一番下っ端として最初に発表できたのは、良かったです。

(;^ω^)ほっ。

 

今まで学校図書館公共図書館やってきた事に加え、おススメ辞書の紹介や、ゲーム運営のコツなどをお話しさせて頂きました。

 

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やべぇ本も紹介しましたw

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推し本は一部の人が激しく反応してたので、まぁ良かったかなとw

 

夜の懇親会では、ボードゲームの体験コーナーを作らせて貰って、興味のある方に遊んで頂きました。

(´∀`)

 

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自分で言うの何ですが、図書館でのボードゲームの意味や魅力を良い感じでお伝え出来たと思います。

 

この前の学童の先生方向けの研修でも思ったのですが、どうも自分はプロジェクターに出して話すより、実際にボドケを体験してもらいながら話した方が、伝えられるようです。

 

「図書館たほいや」や、ゲームに興味を持って参加してくれた地元の学校司書の方や、わざわざ他県から、私の本(『図書館とゲーム』)を読んで興味を持った方が参加してくれたのが嬉しかったです。

 

やっぱりキチンと情報を発信するのは大事ですね。

(*^ω^*)

 

 

ツイッター:@librarian03(格闘系司書)

 

youtubehttps://www.youtube.com/channel/UCLZhJ3tsLGMZI_oLyBt9Z4Q… 

 

 

 

 

「学童保育におけるボードゲームの活用について」の研修講師をしました。

タイトル通りですが、「学童保育におけるボードゲーム活用」の研修講師をさせて頂きました。

(。・∀・)

 

図書館や小学校などでボードゲームを活用してきた実績から、お話を頂きました。

 

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参加は40名ほどで、みなさん「子供たちの為に!」という情熱が素晴らしく、熱心に聞いて頂きました。

 

会場に資料も展示しましたが、そちらもしっかり見てくださって嬉しかったです。

 

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90分間の講義でしたが、流れとしては30分話して、残りの60分は実際に遊びながら、ゲーム事のメリットやデメリット、注意点などを解説していきました。

 

このやり方は、かなり良かったです。

やはり、実際に体験しながらだと実感するので、説得力が増しますし、しっかり伝わりました。

 

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お話しでは、「いっぱい褒めてください」や「ゲームだけ渡して放置は良くないです」など基本的な事をお伝えしつつ、一番大事な「児童教育に関しては皆さんの方が詳しいですので、私の話は参考程度にして、自由にカスタマイズをしてください」とお願いしました。

 

 

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お話の最後に、「勝ち負けよりも楽しく遊ぶのが大事」という事を伝えてゲーム体験に入りました。

 

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ゲームは

(研修が始まる前にガイスターで遊んでもらいました)

・スティッキー

・キャプテンリノ

ノイ

マジョリティパーティー

ディクシット

の順番で遊びました。 

メリット・デメリットを、遊びながら説明していきました。

 

全ての箇条書きですが、例えばメリットは。

小さい子も遊べる、手先を使う、数がわからなくても遊べる、ルールを多少変えて年齢にあわせることが出来る、数字に親しめる、短時間で遊べる、色々な人の考え方を知ることが出来る、相手のことを考えるようになる、勝ち負けが重要なゲームではないのでモメない、多少パーツが無くなってもゲームが成立する。などです。

(個人的に知育や勉強になる、というのが好きではないので最小限に抑えました)

 

デメリットは。

勝ち負けがハッキリしてるのでモメる事がある、数字がわからない子は遊べない、色の見分けが難しい子は遊べない、考えて(悩んで)ゲームが止まるときがある、など。

 

最後に質疑応答でしたが、かなり実践的な質問が多く、先生方が前向きに考えられてて、すぐに取り入れるつもりなのが伝わってきました。

 

Qどこで買えますか?

ネット通販、「すごろくや」は役場の掛売りにも対応している、リアルショップは熊本には無い、街のツタヤ書店に少しある、ネットで値段が高くなってるのは買わないで。

 

Q子供が考え込んだら、どれくらい待つといいですか?

考え待ちで無音時間が良く出るので、ゲームごとの小話を用意しておくといい、先ほど私が話したような事(スティッキーの塗料は子供が口に入れても大丈夫とか。本来は子供向けのネタを言うが)で待ち時間を楽しく過ごす、子供の年齢にもよるが経験上2分が限界、どうしたらいいかをヒントを出しつつサポートを、ほぼ答えてしまってもいい、あまりに悩む(わからない)場合は、ゲームが合ってない(年齢とか趣向とか)

 

一部ですが、こんな感じでした。

 

体験の途中でゲーマージャンケン(多人数でも短時間で決着がつく方法)をお伝えしたら、先生方がめちゃくちゃ食いついてきて驚きました。

なんか一番聞いてくれた部分な気がします(笑)

 

後日、別の学童の先生に聞いたら「子ども達が休み時間に遊ぼうと順番決めのジャンケンをしたら、ジャンケンだけで時間がなくなる事がよくあるから」と言われたので、めちゃくちゃ需要があるようでした。

 

個人的には、みなさんボードゲームを買う気まんまんで、すぐに調べてたのが嬉しかったですね。

公共関係は予算が厳しい&お金をかけないでするのが評価される、という負の側面があるので、ボードゲームを紹介すると「買わなくても自作できそうだね」と言われて悲しくなる事があります。

 

そのたびに「おめえのところの図書館は、村上春樹の新刊が予約いっぱいで困るから、コピー&手作り製本して貸出すのかよ!」と言いたくなるのを押さえて、やんわり注意したりしてます(泣)

ガイスター見て「ヤクルトの容器で作れるよね」は無いでしょう;;

※今回の皆様は、まったくそういう事も無く素晴らしかったです。

 

愚痴になってしまいましたが、終わってからも30分ほど色々聞いてくれる先生がいたりと、熱意あふれる本当に素晴らしい先生方でした。

 

私自身も、きちんと勉強しなおして、自分の経験をまとめ、人に話してアウトプットする事で、成長できたと思いますので、大変実りのある研修講師ができました。

 

これからも、周りの方に恩返しが出来るように、こういった研修活動も頑張ります!

 

 

 

 

 

岡本先生と対談しました!

『巡礼ビジネス』の著者である、奈良県立大学の岡本先生と、福岡で対談をしてきましたー!

( ^ω^ )

 

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いや〜、すごいお話がきて驚きましたが、岡本先生の『巡礼ビジネス』と、私の本『図書館とゲーム』の両方を読んだ方が「これはかなり共通点が多いのでは?」と企画してくれました。

 

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結果から言いますと、私と岡本先生も、来てくれた皆様も、めちゃくちゃたのしかったです!

(((o(*゚▽゚*)o)))

 

まず、岡本先生のお話が凄く面白く、こんな授業を聞ける学生さんは羨ましいです!

 

地域とコンテンツの関係や、どう盛り上げるのか?などのお話や、資料の収集や保存など、話があちこちに行きつつ、共通点はしっかりある感じで、大変楽しい時間が過ごせました。

 

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当日参加してくれた方の感想ブログはこちら。

 

https://note.mu/hinohinohikari/n/n673d8c05030a

 

やはり、ここだけの色々な話が盛り上がりましたねw

 

遠くは県外の長崎や熊本から参加してくださる方もいらっしゃって、ホントありがたいです。

(´;ω;`)

 

ジュンク堂さんの、某ゲームフェアで本がめちゃくちゃ売れた話は、もっと聞きたかったなー(私がトイレに行ってる間に話されてたのでw)

 

凄い人達と色々させて貰って、ついつい調子に乗りそうですが、私は別に凄くない、周りの人達のおかげだというのを忘れずに、これからも地道に頑張っていきますー。

(`・ω・´)

 

 

 

学校司書の皆さんに、ビブリオバトルの講師をしました

先日、地元の学校司書の皆さんに「ビブリオバトルの研修講師」をしてきました。

 

以前、公共図書館で同じように研修講師をしたときに受けてくれた方が、今度は学校司書の皆さんように依頼をしてくれまして、ホントありがたいです。

(´∀`)皆様のおかげでやっていけてます。

 

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1時間半ほど、ガッツリお話&代表者による体験をして頂き、無事に終わりました。

 

聞いた感じでは好評だったので、一安心でした。

(;^ω^)ほっ。

 

学校教育とビブリオバトルは、すこし相性が悪いところがあると思っているので(教育的に何らかの成果が必要、希望者だけでなく全員強制参加になるなど)その辺りのバランス調整について丁寧に話しました。

 

とにかく、楽しく無理なく、子供たちが自主的にやってくれると良いなぁ。

 

来月は公共図書館でのビブリオバトルの司会なので、それも頑張りますー。

(^ω^)