普通に遊んでも面白いですが、図書館での資料提供や、関連本を紹介して読書推進に繋ぐなど【図書館で遊ぶことで、より深く楽しめるゲーム】を紹介していきます。
シリーズ化を予定しています。
【マンガすごろく:ゴッホとテオ】
詳しい説明と画像(とっても美しいです)は、上記の公式サイトを見てもらえますと伝わるかと思います。
ここでは、図書館とのクロスポイントを中心にご紹介していきます。
概要をシンプルに説明しますと【ゴッホの人生の追体験ができるゲーム】だと、私は感じています。
まず、基本的な遊び方としては、本(ゲーム)に描かれたマンガのマスを、サイコロを振ってすごろくのように進んでいきます。
止まったマスによってイベントがおきたりしますが、ここでポイントなのは【通った全てのマスを読み上げていく】というルールです。
黙読ではなく音読で、かつ他のプレイヤーに聞いて貰うことで【音読を人に聞いてもらう】という体験ができます。
小中学生以来でしたが、音読体験が久しぶりに出来るのはとても楽しく、懐かしい読書の楽しみを思い出すことができました。
また、ゴッホの人生を読み上げつつ体験していくことで興味がわき、途中で絵を描くなどもありますので、ゲームを遊んだあとはゴッホについてもっと詳しく知りたくなります。
関連本として『ゴッホのあしあと』や、関連映画として『ゴッホ ~最期の手紙~』などを紹介すると、より世界が広がると思います。
ゲーム的な部分も素晴らしく、良いバランスで改変と選択が用意されています。
ゴッホの人生を追体験すると悲しい結末になるのは避けれないのですが、進み方によって【あったかもしれない未来】にたどり着くこともできます。
私も実際に遊びましたが、唯一無二の今までない不思議で楽しいゲーム体験ができました。
実際に遊んだ様子はこちらです、文字では説明が難しい部分も動画だと伝わると思います。
体験型アートとも言える作品で、本や映画とも繋がりますので、ぜひ図書館での企画で遊んでみてください。
私もいつか、ゴッホや絵画に詳しい方をお呼びして、図書館で一緒に遊びながら解説して貰える企画とかをやりたいなと思っています。
【次回】↓