去年はオンラインで開催したシリアスボードゲームジャム。
簡単に説明しますと、社会問題をテーマにしたボードゲームを、2日間で作ってみよう!という企画です。
今年は、熊本の森都心プラザ図書館様とXOSS POINT.様との共催で、リアル開催をしましたー。
図書館とのコラボという事で、ゲーム制作時に必要な事を調べる時に【図書館のレファレンスを使う】という試みをしたのですが、これがめちゃくちゃ良かったです!
ゲーム制作側は、適切な情報が手に入るうえに、調べる時間が減って、その分制作出来る。かつ、意外な資料が来ると、そこから発想を得てゲームのアイデアが出てくるなど、レファレンスと創作の相性の良さを実感できました!
司書側のレファレンストレーニングにもなり、制作側は『図書館って、こんな便利な事をしてくれるんだ!』という気付きにも繋がったのが、とても良かったです。
面白かったのが、司書側は『的確な質問をして、求める情報を正確に聞き出さねば』と、ドンドン聞く力が上がっていって、逆に制作側は『ふわっとした質問はよくない、自分が何を求めているのか、性格に言語化せねば』と、これまた質問が洗練されていったようでした。
以下は、盛り上がった2日間の様子です。
中学生から大学の先生、プロのゲームクリエイターにゲーム好きまで、様々な人たちが楽しく2日間を過ごしてくれました。
とっても素敵な会場の様子。
参加者さんの熱気が凄い。
ボードゲームなど、好奇心を刺激する展示を色々と頑張りました。
テレビの取材も入って、お昼のニュースで流れたそうです。
シリアスゲーム体験として、『Bury me. my Love(シリア難民の愛の物語)』(@love_bury )も、許可を得たうえで試遊できる状態で展示しました。
横には、シリア難民を知る為の資料として、天川(てんかわ)様(@rasu535 )のマンガ『戦火の中のオタクたち』( s-scrap.com/6531)も、引用許可を受けたうえで展示させて頂きました。
シリアスゲーム紹介では『マイチャイルド・レーベンスボルン』(@MyChildGame )のタブレット&Switch版を、メーカー様の許可を頂いたうえで、試遊として展示しました。 大変興味を持って頂き、遊んで頂き嬉しかったです。
本は2日間で70冊ほど提供されました。
図書館のレファレンスが活用されまくって嬉しかったです。
オンラインチームからのレファレンスにも答えました。
ゲーム制作と図書館のレファレンスは、最高に相性が良いと感じた2日間でした。
参加者の皆さんお疲れ様でした!来年もやりたいですね。