「図書館×ゲーム」活動報告日誌

全国の図書館で、アナログ・デジタルゲームを中心とした様々な企画を行っている格闘系司書の活動を紹介しているブログです。

「プラモデルを作ろう」

企画:企画「プラモデルを作ろう」

日時:2018年9月15日(土)

場所:熊本 おおづ図書館

内容:プラモデルを作る

 

今回は、図書館でプラモデルを作るという企画をしました。

珍しいと思われるかもしれませんが、山中湖情報創造館(図書館)とか、他にもいくつかの図書館がやってたりします。

 

前からやりたかったのですが、配布用のプラモを買うお金が無いなぁとぼやいていたら、ホビーショップ、ケンビル様と私の友人からプラモの寄贈をしてもらいまして実現しました。

ありがとうございます!

 

展示と当日の様子です。

 

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子ども達の集中力が凄い&ガチ勢(MGを作っている小学生)がいたので、準備したプラモをマッハで作られて焦りました。

あと3時間どうしようw

 

 

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子ども達に作ってもらうために頂いたプラモ。

ホントありがたいです;;

私は色々やっていますが、周りの皆さんのサポートのおかげで何とかできています。

本当にありがとうございます。

 

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「クマモン頑張れプラモ」のコーナー。

熊本地震の時にプラモメーカーさんや愛好家の方にサポートしてもらったは、本当に嬉しかったです。

 

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図書館の本も展示しました。

借りて帰る人もいました~、嬉しい!

 

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展示プラモは、知り合いにドチャクソかっこいいやつを持って来て貰いました。

 

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友人が撮影ブースを持って来てくれて、大盛り上がり!

ほんと周りに恵まれています。

 

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家族の共同作業でガンプラを作る。

 

 

図書館でのプラモ作りは初の試みでしたの少し不安もありましたが。

・モノ作りへの興味。

・キャリア教育(バンダイに就職するには)

・知らない人ともプラモを軸に会話(コミュニケーションが取れる)

・撮影も楽しい(撮影の本も置けばよかった)

などなど、思った以上の効果がありました。

 

またやりたいですが、コストがかかるのと、この企画にOKを出してくれ図書館さんがですねぇ。

 

最後に、参加者が作った作品画像や、その他の画像など。

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格闘系司書

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「見えない 見えにくい人への図書館サービス」

【過去企画(展示)の紹介】

 

企画:「見えない 見えにくい人への図書館サービス」

日時:2016年11月~

場所:熊本 菊陽町図書館

内容:バリアフリー関連本展示

 

すいません、更新の順番を間違えたので、時系列が少しおかしくなります。

しばらく、過去の企画や展示と、最近の企画が混在してわかりにくくなると思います。

 

「見えない 見えにくい人への図書館サービス」 - 菊陽町図書館ブログ

 

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自分が目が悪いのもあって(近眼&色弱バリアフリー的な活動は興味があり、図書館で色々とやってました。

今も、ボードゲーム点字を付けたり、視覚障害者と健常者が一緒に遊べるボードゲーム「アラビアの壷」を図書館でのボードゲーム企画時に展示したりしています。

 

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「文学系ボードゲーム会」に行ってきました

県外のボードゲームショップであった「文学系ボードゲーム会」に言ってきましたが、はちゃめちゃ楽しかったです!!

 

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まるで読書会のような風景ですが、ゲームを遊んでいます。

 

「Bring Your Own Book」と「横暴編集長」というゲームを遊びました。

まず各ゲームの説明をします。

 

・「横暴編集長」

小説や絵本のタイトルが上下でバラバラになってるカードを組み合わせて、面白い本のタイトルを作るゲームです。

鬼平、部活辞めるってよ』といったタイトルが作れます。


 

・「Bring Your Own Book」

みんなで好きな本を持ち寄り、代表者がゲームのお題カードを引きます。

そのカードに書いてあるお題、例えば「誘拐犯から届いた手紙」というお題に対して、ぴったり(もしくは笑える)文章を自分が持ってきた本から探して読み上げる。

というゲームです。

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自分の好きな本を持って持ち寄り、その本を使ってゲームで遊ぶことで【本を軸にした交流会】となるので、図書館や本屋さんでの読書企画にピッタリだと思いました。

 

多種多様な本が集まり、ゲームのルールで他の人と本を交換する場面もあるので、自分が普段手にとらない本も読めるなど広がりを感じました。

 

当日使った本は、こんな感じです。

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さらに、遊んだ後で「横暴編集長」のブランクカード(白紙カード)に自分が持ってきた本のタイトルを書くという、ワークショップのような流れになってました(主催の人のアイデアはマジで天才だと思いました)

 

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これにより、自分の本がゲームに取り込まれて、その後実際に遊ぶことが出来るという、ちょっと他では類を見ない体験ができました。

 

参加した方から、「ビブリオバトルの前に遊ぶといいですよ!」とか「カバーを付けて闇鍋みたいにしましょう」という素敵なアイデアも出て、まだまだ色々と楽しくなりそうです。

 

ただ、場の盛り上げなど「大喜利系ゲームの基本的なポイント」は押さえておく必要があるかもしれません。

 

駆け足になりましたが、「Bring Your Own Book」と「横暴編集長」を使ったこの企画は、本をガッツリ使ったゲーム会、読書会、ワークショップになるので、図書館や本屋さんでやると最高に楽しいと思います、色々なところで流行って欲しいなぁ。

 

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映画「この世界の片隅に」ミニ展示コーナー

【過去企画(展示)の紹介】

 

企画:映画「この世界の片隅に」ミニ展示コーナー

日時:2016年11月

場所:熊本 菊陽町図書館

内容:「この世界の片隅に」ミニ展示コーナー

 

映画「この世界の片隅に」ミニ展示コーナー - 菊陽町図書館ブログ

 

映画が公開されていた頃なので、2年くらい前ですね。早いなぁ。

 

当時は、一部のマンガ本以外は図書館に置かないという決まりがあったので、原作本は私の私物を閲覧専用で置いていました。

 

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他には、珍しいチラシや冊子なんかや、ツイッターで話題になっていた紹介イラストを展示しました(使用許可は貰いました)

 

今回はゲーム関係ない内容ですが【図書館には全てのジャンルの本があるので、何でも出来る】という事を伝えたくて書いてみました。

 

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BOOTH:【注:2章最初まで】「図書館でのゲーム企画における失敗事例」ver0.02@librarian0 - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード)

 

 

 

 

「図書館危機管理TRPG」(1ページTRPG)

 

「図書館危機管理TRPG」(1ページTRPG)をBOOTHにて無料公開しました!

PDFでダウンロードできますので、印刷して使って下さい。

 

 

と、その前に【TRPGとは何ぞや?】という簡単な説明をします。

『本に書かれたルールを元に、想像の世界で楽しむゲームです』

 

こちらの画像がわかりやすいかと思います。

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肋屋しゅうさん(@pu_shu_____)に許可を頂き、画像を載せています。

 

『図書館危機管理TRPG』は、TRPGという遊びを通じて、図書館の危機管理について気軽にディスカッションしてもらおうと思い作りました。

 

簡単に説明しますと、サイコロを振ってトラブルを決めてもらい、そのトラブルに対して「こうやって対処します」という発言と「サイコロの目」で解決/失敗となります。

 

福岡のわくわくライブラリーで学校司書の皆さんに体験してもらったり、図書館問題研究会の全国大会で使いましたが、みなさんとても楽しんでくれて色々な意見が出てまして、気軽にディスカッションするのにピッタリだと思いました。

 

職場とかの会議は「それはおかしくないですか」(メガネクイ)とか、「そんな意見しか出ないなんて勉強してるのかね」とか言われがちで、なかなか発言が出てこないですが、ゲームの【トライ&エラーが基本】【ミスが前提】【ゲームというワンクッションがおける】という長所を生かして気軽に出来ると思います。

 

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図問研での全国大会の様子。

 

TRPGを知らない方が多いと思いますので、とにかくわかりやすくして、解説書とリプレイ(実際に遊んだ様子を文字に起こしたもの)もセットにしています。

 

メインシート

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解説書

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リプレイ

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トラブルの内容と解決法については、日本図書館協会から出版されている『みんなで考える、こんなときどうするの?』を参考にしています&著者である中沢孝之 様に監修をして頂きました(あざーす!) 

私が適当に考えてるわけではございませんので、ご安心くださいw

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図書館関係者のみなさんが、楽しみつつ危機管理やTRPGに興味を持ってくれたり、TRPG関係の方が図書館に興味を持ってもらえると嬉しく思います。

 

 

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サポート的な意味で購入して頂けると大変ありがたいです。

 

福岡 小郡市立図書館での「TRPG×ボードゲーム×図書館」

企画:「TRPG×ボードゲーム×図書館」

日時:2018年8月 

場所:福岡 小郡市立図書館

内容:TRPGとボードーゲームの体験

 

「TRPG×ボードゲーム×図書館」の参加者募集 - 小郡市立図書館

 

今回は、広い会場でTRPGとボードゲームを体験してもらいました。

参加者は合計で50人弱くらいですかね、もう少し多いと嬉しかったですが、逆に考えると余裕のある運営が出来て良かったかなと思います(毎回バタバタするので)

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・TRPGの様子

TRPGの卓は4卓作りました。

クトゥルフ」が2卓に「マギカロギア」が2卓でした。

 

参加者は幅広く、ゲームのベテラン経験者や動画で見た事はあるが遊んだことは無い方、地元の中高生(ゲームは未経験)などに参加してもらいました。

 

また、ゲームのスタッフと参加者は全て女性で、近年高まってきているTRPGの女性人気を感じました。

 

4卓のうち2卓は、シナリオを小郡の伝承と絡ませてもらい、地元の神社が出てくるなど、郷土資料や文化遺産に興味を持ってもらうようにしました。

 

これはかなり面白い効果がありました。

 

・神社など知ってる場所が出てくるのでゲームに入り込みやすい。

・地元の逸話・伝承に興味を持ってくれる。

・TRPGを遊んだあとに、地元の文化財めぐりをすると、より興味を持ってもらえるのでは?という話で関係者が盛り上がる(教育委員会の繋がりで、他の部署への協力要請が必要なので難しそうですが)

 

これも、ゲームの取り仕切りをしてくれた方が、バランスをとりつつ上手くゲームに混ぜ込んでくれたおかげです。

丁寧な進行もあり、みなさん楽しんでくれましたが、ここまで出来る方はなかなかいないので、サポートしてくれるボランティアスタッフに恵まれてます。

 

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ボードゲームの様子

今回はスタッフの数が多く、かなり余裕がありました。

毎回こんな感じだといいのですが、、、。

 

親子連れや小さい子も多かったですが、土地柄かゲームの経験者(愛好家)も多くきて頂きました。

 

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クトゥルフ展示

佐賀で様々なクトゥルフ関係の企画をされているカバル様(@Cthulhu_mania)に、クトゥルフミニ博物館という展示を作ってもらいました。

 

これは説明が難しいのですが、今回遊んだTRPGの原作である「クトゥルフ」という怪奇小説に出てくるアイテムの現物(?)を持って来てもらいました。

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原作の小説を読んだことがある人なら、めちゃくちゃテンションが上がる物ばかりですので、このアイテムを使って読書会をしたいです!

興味のある図書館様、ご連絡をお待ちしていますw

 

・その他の展示

会場が広かったのもあり、過去最高の物量を展示できました。

多分やりすぎw

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 ・その他

小郡図書館の方の情熱が本当にすばらしく、細かい部分まで丁寧に対応して頂き本当にありがたかったです。

やはり担当の方の情熱があると、企画のクオリティが一段階上がりますね。

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ボドゲ企画で交流のあった他の図書館の方が来てくれた&ボドゲ企画に興味のある図書館の方が複数来てくれた。

 

特に最初のヤツは地味に凄く嬉しかったです。

個人的な思いとして「色々な図書館の人たちで交流したら、面白いことがたくさん出来るはず!」と思っているので、みなさんが交流してくれたのは良かったです!

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交流する各図書館のマスコットキャラ。

 

福智町図書館での企画に続いて、かなり大掛かりな企画になったと思います。

これも多くのサポートスタッフのみなさんのおかげです、いつも本当にありがとうございます。

 

このあたりが規模として限界のようですので(若干オーバーしてると感じています)これからは変に規模を大きくしないように気をつけていきます。

 

これ以上は、もう完全に仕事レベルかなと。

 

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福岡で学校図書館関係者の方にボードゲームの講座をしました。

企画:学校図書館関係者へのボドゲ講座

日時:2018年8月 

場所:福岡まちライブラリーわくわく

内容:解説しつつボドゲで遊ぶ

 

5人くらい来てくれたらいいかな?と思ってましたが、なんと12名の方にお越しいただいて嬉しかったです!

 

中には遠く長崎から来てくださった方もいらっしゃって、ホントありがたいです。

 

色々な資料を準備しといてよかった。

 

色々なボドゲを体験してもらいつつ、学校や公共図書館での注意点や上手く企画をするコツなどをお伝えしました。

 

みなさん普通に面白かったようで、2時間の予定が4時間ほどになりましたw

 

「図書館危機管理TRPG」も評判がよく、嬉しかったです。

けっこう需要があるようですので、資料を新しく作りつつ、次の機会が来るようにがんばります!

 

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あと、ここは個人で借りれるようなので、福岡でゲーム会するときに使わせてもらおうと思いましたw

値段もリーズナブルでしたので。

 

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