「図書館×ゲーム」活動報告日誌

全国の図書館で、アナログ・デジタルゲームを中心とした様々な企画を行っている格闘系司書の活動を紹介しているブログです。

福岡県 福智町図書館ふくちのち でのゲーム企画

企画:ふくちのち GAME DAY

日時:2017年6月 

場所:福岡県 福智町図書館

内容:アナログ&デジタルゲーム体験

 

 ふくちのち GAME DAY ~ 6月18日(日)~ : 福智町図書館・歴史資料館「ふくちのち」

 

「ふくちのち」さんでの最初のゲーム企画です。

ふくちのちさんでは、この後2年ほど数回にわたってゲーム企画をさせていただき大変お世話になりました。

 

この時のコンテンツは。

ボードゲーム

デジタルゲーム

・福岡のゲーム会社紹介「サイバーコネクトツー

でした。

 

ふくちのちさんでは、初めてという事もあり手探りな部分もありましたが、ボドゲデジタルゲームがバランス良く遊ばれたと思います。

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福岡ならではの展示としては、地元企業紹介という事でゲーム会社の「サイバーコネクトツー」さんの紹介コーナーを作ったのは良かったと思います。

 

地元の企業紹介は、ビジネス支援サービスにもつながりますので、積極的にやっていきたいと考えています。

ボドゲ企画を図書館でする意味にも繋がってくると思っています。

 

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売り上げは、私のおこなっている「図書館でのゲーム企画関連活動」に使います。

サポート的な意味で購入して頂けると大変ありがたいです。

カレントアウェアネスに載りました

企画:カレントアウェアネスに載りました

日時:2016年12月 

内容:国会図書館が出している、図書館専門冊子「カレントアウェアネス」にゲーム活動で載りました。

 

 CA1888 - 動向レビュー:図書館で「ゲーム」を行なう / 井上奈智 | カレントアウェアネス・ポータル

 

国会図書館の方から電話インタビューがあり、色々話した内容が載りました。

最初は、「図書館でゲームとか舐めてんのか!」と怒られるのかとびびってましたが、逆に「面白いので詳しく聞かせてください」という事でホッとしましたw

 

勤務してる所ではゲーム企画については、「やりたいなら別に良いよ~」くらいの空気だったので、外部の、それも国会図書館の方から評価されたのは嬉しかったです。

 

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親子で学ぶ!「ポケモンGO」の遊び方。

企 画:親子で学ぶ!「ポケモンGO」の遊び方。

日 時:平成28年1016日(日)

場 所:視聴覚室

内容①:ポケモンGOの安全な遊び方展示 13:00~17:00

内容②:「ポケモンGOの安全な遊び方講座」14:30から40分程度

内容③:↑上記の講座終了後、となりのさんさん公園に行き、実際に遊びます。

    この時に、職員がポケモンが出やすくなるアイテムを使います。

 

親子で学ぶ!「ポケモンGO」の遊び方。 - 菊陽町図書館ブログ

 

『親子で学ぶ!「ポケモンGO」の遊び方』レポート - 菊陽町図書館ブログ

 

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ポケモンGOがリリースされて、社会問題になった後くらいに開催しました。

全国の図書館や公共施設で「ポケモンGO禁止」という流れが増えてきたので、「禁止にする気持ちもわかるけど、スマホとかと一緒でメリットとデメリットをキチンと情報として伝える方が良いのでは?」という思いで開催しました。

あとは、ゲームがすぐ悪者にされるのでムカついた部分もありますがw

 

パワポを使った講義や、地元のポケモンスポットの紹介(近くの観光情報付き)、実際に隣の公園でポケモンGOを遊ぶ、などを行いました。

 

もっかいくらいやりたいなぁと思っていましたが、機会を逃してしまいました。

行動力は大事ですね、反省です。

 

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中学校図書館でのGM講座

企画:中学校図書館でのGM講座

日時:2016年10月 

内容:GMのやり方を説明しました

 

中学校でのTRPG企画を進めていくうちに、子ども達から「GMをやってみたい!」という声が出てきました。

 

自由にGMしてもらっても良かったのですが、最近の子はみんなしっかりしてるので「やり方を教えて欲しい」とのいう希望があり、簡単ですが講義をする事にしました。

 

ちょっと話がずれますが、私の受けた感じだと「子ども達は失敗が許されない環境にいる」気がします。

遊びにしても勉強にしても、とにかく失敗しないように頑張る子が多いと感じています。

「GM講座をして欲しい」というのも、そこから来てる気がします。

 

これは、最近の若い子は~という話ではなく(上で言ってるけど)子ども達が失敗を恐れる空気を作ったのは、今の社会を動かしている私たち大人です。

ですので、子ども達が遊びとはいえ自由にチャレンジしにくい状態になってるのは、私達の責任だと思っています。

 

話がずれました。

GM講座は、放課後に30分ほど使って資料を配って説明しました。

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みんなで楽しむのが大事とか、ルールブックを丸暗記する必要は無いけど、目次から引けるようになってると便利だよ、という基本的な事を伝えました。

 

目次から引くやり方は、他の本でも使える技術なので、図書館の講義っぽくて良かったなと思いますw

 

結果として、講義を受けた子は後日シナリオを作りGMをしてくれました。

ストーリーテリングになるので、このあたりも図書館ぽくて良いですねw

 

本当は、もっと丁寧に伝えたり参考図書を教えたりしたかったです。

かっこいい表現がしたい→『表現辞典』をすすめる。

敵モンスターで新しいのを出したい→『ファンタジー辞典』をすすめる。

とかをやりたかったですね。

 

現実問題として、子供たちには時間的な余裕がなく、また私も、仕事を休んでちょくちょく学校に行くのが難しいこともあり、講義は30分の1回だけでした。

 

文句を言っても始まらないので、このあたりはできる範囲で頑張ります!

 

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中学校でのTRPG企画(3回目)

 

 

企画:中学校でのTRPG企画(3回目)

日時:2016年8月 

内容:TRPGを通じた読書推進

 

3回目となる中学校図書館でのTRPG企画は、口コミで楽しさが広がった影響などがあり、スタッフを含めて20名以上の参加という過去最高の人数でした。

最初は人がなかなか集まらなかった企画ですが、継続しておこなう、ちょくちょく学校に遊びに行って子ども達と信頼関係を築く、などの地道な努力が実っての参加人数だと思います。

 

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遊んだシステムは。

1、ソード・ワールド2.0(2卓)

2、クトゥルフ神話TRPG

3、インセイン

の3種類です。

 

TRPGが初めての子もいましたが、夏休みの開催で時間の余裕があり、説明やキャラクターつくりなどスムーズにいきました。

校長先生も見に来てくれて「生徒達が楽しそうで良いですね」と褒めて頂きました。

 

初対面の子もいましたが、学年を超えたゆるいつながりができ、その後も図書館独自のコミュニティが出来たそうです。

 

問題点としては、夏休みの平日開催だったので、とにかくGM(ゲームの司会進行役)の確保に苦労しました。

サポートしてくれる友人達には、有給を取ってもらうなど迷惑をかけてしまいました。

 

長い間、【学校図書館でのGM足りない問題】に苦労してきましたが、最近ようやく解決の道が見えてきてホッとしています。

 

読書推進としては、ルールブックの読み込みや、関連書籍への興味など、特定方向ですが一定の成果があったようです。

私的に嬉しかったのは、学校図書館を楽しい場所と認識してくれた事ですね。

 

以下、当日の風景など。

 

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おまけ、インセインのGMが用意してくれた小道具↓

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ボードゲームを使用した地震被害へのサポート活動

企画:ボードゲームを使用した地震被害へのサポート活動

日時:2016年4月

内容:避難所などでのサポート活動

 

2年ほど前の熊本地震の時に、絵本やボドゲなどを持って避難所をまわりました。

・各避難所

・小学校

・図書館

などでおこないました。

 

小さい子が多いのが予想されたので、使用ゲームは「スティッキー」「キャプテンリノ」「アラビアのツボ」に加えて、大人楽しめるように「ガイスター」も持っていきました。

 

時期的には、地震の少し後で【水や食料の心配はしなくて良くなった時期】におこないました。

 

交通がマヒし、食料の心配をしている時期に「ボドゲしませんか?」と言っても「今それどこじゃねーだろ!」となるので、タイミングには気を使いました。

 

ちょうど、親は役場や会社に行って色々な手続きや復興活動をしないといけないけど、学校が再開しておらず子供を見ておくのが大変。という時期だったので、子ども達の居場所を作れたのは良かったと思います。

 

自分自身も被災者という事もあり、そのあたりのタイミングを読むのは上手く出来たかなと。

 

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あと、ベタですがやっぱりゲームは凄いなぁと思いました。

 

家はめちゃくちゃで親もピリピリしており、周りは知らない子達ばかりで子ども達もどこか不安そうでしたが、いざみんなでゲームを始めると「ごめん、ちょっと声が大きいから静かにしようか」と声かけが必要なレベルで盛り上がり、すぐに仲良くなっていました。

 

最近、ちょうどスマブラのツイートが話題になりましたが。

https://twitter.com/yuyan_mtg/status/1007252147182829570

私も「ゲームは人を救う」と信じて活動をおこなっています。

 

残念ながら私はゲームを作る技術や才能はありませんが、ゲームをより良く楽しんでもらえるような環境作りは出来そうですので、これからも頑張っていきます。

 

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「エドワード・ゴーリー」ミニ展示コーナー

www.inside-games.jp

企画:「エドワード・ゴーリー」ミニ展示コーナー

日時:2016年4月~

場所:熊本 菊陽町図書館

内容:エドワード・ゴーリー関連本の展示

 

「エドワード・ゴーリー」ミニ展示コーナー - 菊陽町図書館ブログ

 

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ゴーリーの美術展に合わせて作りました。

美術館や博物館で面白そうな(図書館の展示に良さそうな)展覧会があったときは、遠くても連絡するとチラシやポスターがもらえるのでおすすめです。

向こうは向こうで宣伝になるし、こちらも展示がパワーアップして、お客さんも喜ぶので「三方良し」ってやつだと思います。

 

ゲーム好きとしては、ゴーリーの作品にインスパイヤされて制作されたゲーム『Neverending Nightmares』を紹介しました。

 

PS4版を買って少し遊びましたが、雰囲気出てて良かったです!

 

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BOOTH:【注:2章最初まで】「図書館でのゲーム企画における失敗事例」ver0.02@librarian0 - BOOTH(同人誌通販・ダウンロード)