「図書館×ゲーム」活動報告日誌

九州の図書館で、アナログ・デジタルゲームを中心とした様々な企画を行っている格闘系司書の活動を紹介しているブログです。

研修時によく聞かれる質問と答え

図書館や学童の皆さんに研修をしたときに、高確率で聞かれる質問と答えを書いています。

私の考えは、経験を下に日々変化していますので、あくまで現時点(2021年2月)の私の考えになります。

これが正解!といわけではありませんが、何かの参考になれば幸いです。

 

Q1,図書館での企画ポスターやチラシに、ボードゲームの箱を撮影した画像を使ってもいいでしょうか?

 

A,以下、著作権の専門家の方にお聞きした内容です。

所蔵しているボードゲームで貸出しのための利用なら、いわゆるオークション規定が使えると考えられます。
そうでない場合でも、軽微な利用になるため、基本的には問題になりにくいのですが、グレーとは言えます。
信頼関係がない状態なら、許諾を取って、そのやり取りの中でつながりを作るというのもよい手段かなと思います】

 

著作権については、こちらのサイトで詳しく説明しています↓

https://2020.libraryfair.jp/forum/2020/f309

 

Q2,購入する予算が無いので、市販のボードゲームを手作りしても大丈夫でしょうか?

 

A,予算等お気持ちはわかりますが、おやめください。

法的にはセーフですが、モラル的にアウトです。

 

 

Q3,どこで購入できますか?

 

A、都会ですと、ツタヤ、ゲオ、ヨドバシ、最近ではブックオフなどの量販店や、イエローサブマリンなどの専門店、また地元にボードゲームカフェがあると販売もしているかもしれません。【県名 ボードゲームカフェ】でネット検索してみてください。

地方ですとアマゾンなどのネット通販がメインになりますが、アマゾンはプレミア値段だったり、違法な海賊版などがあったりするので、注意が必要です。

(値段に関しては、いくつかのサイトを見て定価を確認できますが、海賊版に関しては正直判断が難しいと思います。公式メーカが販売していれば間違いありませんが、一般の方は、そもそもどこが公式なのかわからないので)

 

【すごろくや】(https://sugorokuya.jp/)や【ケンビル】(http://kenbill.com/)

などのボードゲーム通販ショップでしたら間違いありませんが、アマゾンと違い送料がかかります。

【すごろくや】は掛売りにも対応しているので、役場的な購入方法をされるところは助かると思います。

TRCさんは普通に販売してますので、TRCさんから本を購入されてるところは、問題なく買えると思います。

 

Q4、パーツの紛失や破損に対しては、どのように対処されてますか?

 

A、現時点で、紛失・破損の実例は聞いたことがありませんが、通常の本と同じ処理でいいと考えています。

図書館にもよると思いますが、弁償や、事情がある場合は考慮するなどです。

(この辺りは、図書館がどの予算で購入しているかも関係してくると思います)

今まで破損や紛失は聞いたことがありませんので、かなり確立は低いと感じています。

 

また、館外貸出・館内利用・イベント利用など目的別にボードゲームを分けて、館外貸出をするゲームは、多少パーツがなくなっても成立するゲームを中心に揃えるなどの工夫をオススメしています。

 

Q5、図書館でボードゲームを活用するメリットを教えてください

 

A、新しい層へのリーチ、関連本を紹介する等の読書推進、地域のコミュニティつくり、学校図書館との連携、様々な学びへ繋げる、子育て支援、居場所つくり。

実例を書くと長くなりますが、色々できます。

ただ、上記のメリットはどのツールでも出来ますので、最終的には司書の気合と情熱かと思います。

 

 

Q6、図書館でボードゲームをおこなった時のデメリットを教えてください。

 

A、盛り上がった声が響きわたり苦情がでる、子供を預けて買い物に行く親(これは考え方次第でむしろ歓迎)、ゲームの管理が大変、予算がない、イベント時に人手が足りず通常業務が圧迫される。

サポートしてくれる外部団体とは、目的と立場のすりあわせをしておかないとトラブルになる事がある。

参加者同士のトラブルに注意。

 

 

文字情報による解説ですので、必要最低限になっていますが、研修時は詳しく聞いて早口で(オタクなので)10倍くらいの情報量を話します。