コロナの影響でオンライン授業が続くなか、小学校の先生が『ドラゴンを探しに』を使ったオンライン授業をされました。
ゲーム絵本『ドラゴンを探しに』(フランス製)という絵本は、いわゆるゲームブック形式で進む絵本です。
通常のゲームブックは選択肢によって進むページが違うのですが(Aを選んだら16pへ、Bを選んだら24pへ、みたいな感じ)この絵本が面白いのは、ページが3分割しており、選んだページのみめくる形になっています。
他にも、キャラクターが3人から選べたり、手持ちのアイテムがあったりと、なかなか凝った作りになっています(この辺は、今までのゲームブックでもありましたが)
実際の授業は、以下のような運用でされたそうです。
・使用機器:zoom
・対象 :小学四年生
・人数 :未確認ですが15人程度?(複数回に分けておこなったとの事)
・始まる前に、選択肢を多数決で決める事を伝えておく。
・投票はzoomの投票機能を使っておこなった。
実際にやった結果、かなり子供たちは喜んでくれたそうです。
また、子供たちの好奇心を刺激できたようで「あっちを選んだらどうなったのだろ?」「他のキャラならどうなったのかな?」など、別の選択肢を選んだ場合が気になり、もう一回やりたい子も多かったとのこと。
後日、直接本を借りにきた子もいたそうです。
困った事は一切無かったそうです。
投票で自分の思う通りじゃないから嫌とか、文句なども全然無かったと言われてました。
何度も出来るのがわかっているので、その辺りは気にならないようです。
グループ毎に「前後の流れをよんで考えるチーム」「とりあえず面白そうな選択をするチーム」「リーダーみたいに引っ張る子が出てくる」「みんなで話し合う」など、子供たちの色々な個性が出て面白かったそうです。
後日「お父さんに買って貰った!」という子もいたとの事。
なお、現在アマゾンでは転売値段(4000円)となっていますので、定価(2400円+税)以上での購入はされないようにお願いします。
正規代理店で2020年7月20日頃に再販予定みたいですので、そちらをお待ちください。
なんか宣伝みたいになっちゃいますけど、転売値段で買われるのは嫌なので、すごろくやさん(正規代理店)のサイトを貼っておきます。
動画での丁寧な紹介などもあって、わかりやすいです。
https://sgrk.blog.fc2.com/blog-entry-4354.html
公共図書館でのリアルお話会でやって欲しいですね!(´∀`)
(学校と違って、図書館はオンラインでの配信が権利的に難しいので)